mo'des book 04
The History of Record Stores in Shibuya
~ & Beyond
渋谷、レコード店の歴史、
そして、それ以上の何か
武井進一 著
Produced by Hiroshi Fujiwara, Tetsuya Suzuki
~ & Beyond
渋谷、レコード店の歴史、
そして、それ以上の何か
武井進一 著
Produced by Hiroshi Fujiwara, Tetsuya Suzuki
SPEC
BOOK SIZE : A5版(210x148mm)
204pages
204pages
PRICE
2,800yen+tax
1990年代、世界中の“ヴァイナルディガー”が憧れたレコード店密集地、渋谷・宇田川町。その宇田川町で30年にわたり営業を続けるレコード店「Face Records」の創業者・武井進一氏が「渋谷で最初のレコード店」を探るべく始めた個人的な“調査”は、やがて街そのものの歴史を読み替える本格的研究へと拡大し、GHQ占領下でのアメリカナイゼーションから都市文化の成熟まで、渋谷のレコード店を手がかりに戦後日本の価値観の変容を描き直す。そんな大胆な試みが藤原ヒロシのプロデュースのもとで一冊の書籍へ結実した。
「渋谷」と「レコード」から戦後文化の
変遷を紐解く異色のカルチャー史研究書
1990年代、東京・渋谷は「世界一アナログレコードが埋まっている街」と呼ばれていた。宇田川町を中心に大小さまざまなレコード店がひしめき、世界中の“ヴァイナルディガー”たちの憧れの場所であった。とはいえ、当然ながら、ある日突然レコード店が湧き出すはずはない。渋谷がアナログレコードの聖地となるには、しかるべき理由と経緯=歴史があったはずだ。
まさにその渋谷・宇田川町で30年以上営業しているレコード店「Face Records」の創業者の武井進一氏は、自分の生業である渋谷の中古レコード店について、「その始まりはいつなのだろう?」と疑問に思ったことをきっかけに「レコード店の歴史」を調べ始める。古書店や図書館、役所に残る古地図や資料を丹念に調べるうちに、その関心は「レコード店の歴史」を越えて「渋谷という街の歴史」へと広がり、“調査”はアカデミックな郷土史研究家や文化史研究家も顔負けの本格的なものになっていく。
〈渋谷の歴史の背後には、第二次大戦後のGHQによる占領政策に端を発するアメリカナイゼーション、それに呼応して変化していく人々の価値観、そして都市の発展と消費文化の成熟といった大きな流れが確かに横たわっていた。「渋谷のレコード店の歴史」を追うことは、そのまま戦後日本の文化の変遷をたどる作業でもあった。〉(本書「はじめに」より)
変遷を紐解く異色のカルチャー史研究書
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